「ごめん」

今回はDRAMAtical Murderの紅雀ルートBadに出てくる蒼葉。あのルートはちゃめちゃ良かった!っていうのとこういうの描きたいからいつか描けるようになったら描いてね!みたいなメモとラフを見つけ、今なら描けるな!ってなったのでメモ見ながらラフ作り直して相談しながらやりました。このラフとメモ多分5〜6年前のかな……。
ちなみにこれを描く際、ゲーム起動してやるか〜!とランチャー起動したら前のパソコンで引き継ぎみたいなのしなかったのでプレイ出来なくなってました……。そういや忘れてた……しょうがないから新しく出たやつ今度買おうかなと思います。なので今回は5年くらい前に書かれたラフとメモと記憶とビジュアルブックを頼りに描いています。

内容はファンディスクに入っていた紅蒼Badの正気の紅雀を見ながら一瞬だけ「蒼葉」に戻り小さい声で「ごめん」って言ってそのまま去っていったシーンの物だと思います。「だと思う」ってつくのは私の記憶を頼りにするとそういうシーンがあったハズなんだけど公式であったのか私含むファンの幻覚なのか見分けがつかないからです。多分あったと思うんだけど自信がない。
紅雀の手を右側あたりに伸ばして入れたほうがいいかなとも思いましたが、確かあの時の紅雀は縛られて転がされてる形だったと思うので手が入ってるのは不自然だし、何も出来ない紅雀ってはちゃめちゃ興奮するわ無力!という、私の記憶してるお話と好みの問題で抜いています。そのかわりに光源は右側に持ってきて、蒼葉は逆光というか、「蒼葉のこれから向かう先には光は存在しない」みたいな絶望を表現するため進行方向の左側は暗くなっています。いやー光と影ですごくいい雰囲気出たと思います。

さて続きにコーチとお話した内容を書いていきます。

今回の提出メモです。内容は以下の通り

・①の辺りに蒼葉の影入れておいた方がいいか悩む
・蛍光灯みたいな室内の光だしもう少し光は抑えるべきかな、と思っている
・この手の影難しいのでいい入れ方あれば教えてほしい

 この3点なんですが、実は言われて気が付いたんですが、「背景と人物が同化してるのを気にしてる」が強かったみたいです。これグレスケにされて気が付いたんですけど、蒼葉と後ろの壁の色がかなり似た色で前後感が薄いんです。
 順番としては後ろから壁→人物の胴体→手→鉄格子の順番なんですけど、鉄格子以外の3つが似たトーンのために人物と手が見えにくくなっていました。なのでここの分離を考えるということに。
 ただ難易度がえらい高かったです。元々この蒼葉は真っ白です。真っ白の中の赤が際立つみたいな配色。後ろの壁もグレー系でそこまで色つかない。スチルイラスト見ると多分鉄格子の外(廊下?)側にちゃんとした照明があって、鉄格子の中は薄暗さがあるように見える。光が近いと色が飛ぶのでまあ白くなる……ということで蒼葉の特に右側のほうが同化してしまうという形になっていました。
 なので全体的に色落とす(室内光なのでもう少し抑えてもいいかなとも思ったので)のと、蒼葉の右側の壁はさらに少し影入れて蒼葉が浮き立つようにしました。
 次は人物の前後ですが、まず服に少し影を追加し、手は影をしっかり入れてから縁にしっかり光を入れることで同化を防ぐ、という形にしたらどうか、という事で治しました。
 
 聴きながら思いましたが、ここら辺の修正私結構多いなと思いました。
 前後感、グレスケで確認の2点。多分ここ弱点なんだろうな〜〜〜!となったので、この二つはポストイットに書いて貼っておきました。多分2〜3回目までは覚えてるんですけどそれ以降は忘れてて何度か言われています。もう覚えておけないならしょうがないよね!見えるところに貼っとこ!精神。治らなかったらまた考えます。

 今回はこんな感じです。
 それでは!