「インターネット、楽しかったね」

 今週のイラストは超てんちゃん。

 無事に全EDをクリアしました〜!!って事で記念というか、描きてえ!ってなりました。良いゲームでした。

 ちょっとメンヘラな女の子を有名配信者にしよう!っていうゲームですが、個人的に雨ちゃんはちょっと抜けてる頑張り屋のメンヘラちゃんだな〜というイメージです。
 確かにワガママも言うし面倒くさいことも言うしアホっぽいところもおかしくなっちゃうこともあるんですけど、もっとべったり寄りかかってくるタイプの子かなと思ってたら違いましたね。全EDを回収すると読める「本当のこと」を読んだとき、「じゃあ君は一人で自立して頑張ってたってわけだよなあ」と思いました。
 やり方は間違ってたかもしれないし、正しい行いをしてたとは言えないけど、最後に私(プレイヤー)の手はいらないと離された時、なんだか晴れ晴れした気持ちで見送りました。もちろん現実でいたら、まわりも自身も不幸になってしまうタイプの子だとは思うので二次元限定ではありますが、いつかまたどこかで元気にしてる姿を見たいなあ、頑張って!と応援したくなる女の子でした。

 それでは続きにいつものコーチとのお話を入れていきます。

 まずなんですが、今回から絵の描き方…というか塗り方を変えました。

 いつもは出さないんですが、この講座を参考にしました。説明が難しいんですが、影から描くのではなく、光から影を描くというものです。

 普段の私の描き方は全体色置き→影→影その2→光…みたいな順番で描いていたのですが、これをやってると影色が濁りすぎてコントラストの調整が難しいし、影の色をきつくしないのために薄い色を何度も描いていく……みたいな感じで時間もかかるし、レイヤーが増える、そしてデータが重い!という形。
 どんくらいレイヤー使ってたかっていうと90近いレイヤー数になりがちです。ちなみに統合なんかもちょこちょこ入れてるので、それで90ならレイヤー数本当は100かもしれないですね……。重てえハズですわ……。
 光で描くっていうのは、大雑把なイメージで言うと全体にまず影色ベタ塗りして、その上に光のレイヤー作って、光で影を削っていく、みたいな感じです。

 やってみた感想ですが、個人的にはこっちの方が描きやすいです。
 影色の調整が難しくないというか、「ここら辺はここの影より薄いけど光よりは暗めなんだよなあ」みたいな細かいニュアンスの色が出しやすいですね。レイヤー数が抑えられるし、私のほしい雰囲気に近い印象が描けます。「そう!これこれ!」みたいな脳みそから出したい印象の絵がラフから出しやすかったです。

 もちろん最初は「よくわからーん!」っていう感じでしたよ!
 その証拠に一回目のとりあえず講座観ながら描いたやつがこれです!

 ただ、講座観ながら描くをここから2〜3回繰り返して、今回の超てんちゃんまでになりました。まあ慣れです!!慣れればどうにでもなります!!!

①金網(フェンス)の主張が激しいので馴染ませたい
→(くろさぶろうの)描き方的に、線画の主張が激しいタイプじゃないので、素材使う際に線画を薄くしたり細くしたりなくしたりするか、あとは上にレイヤー作ってクリッピングして好みの色置いて透明度をいじって線画を薄くする
②ビルの屋上感ほしい
→屋上感がない理由を考えてみよう。個人的にはビルの上だなとか高い所にいるな、ってわかるのは空があるからが強いかなと思います。この絵は後ろのビルで空が潰されてるので、解決方法としては「後ろのビルの窓に空を映り込ませる」「ビルをもっと低くして空を作る」など。今回のは逆光が強いので、あえてこの後ろのビルはなくしてしまって一面空にしても良いかも。
③ここの色はもっと軽くしたほうがいいかな
→というよりここの側面の色と座ってる面の色の差を出した方がいいかも。光の当たり方が違うので、こっちの側面の方は色をワントーン落としてあげる。座ってる面のは右側の方は多少光を当ててもオッケー。人物の影はシルエットはしっかりめに。

 今回はこんな感じでした。
 森の中とか自然物はまだ描き慣れてる分だけマシなんですが、人工物は苦手ですねえ……。上手くいかない。

 それでは今日はこれくらいで。