アナログの戦い

深夜に上げた維弦。
唇のラインを何度下書きの時に描いたかわからないやつです。

峯沢維弦君は基本表情が動かないキャラクターですが、最後までキャラクターのエピソードを見て、お話を聞いて、部長セラピー後にはきっと、前より少しだけ表情が読めるくらいには表情の動きがあるといいなと思います。目元とかはまだ固いんだけど、口角が少しだけ上がってたり、まとう雰囲気が柔らかいような、そんなすごく些細な変化。
その些細な変化を出すなら唇かなと!!特にこだわったポイントは口の端です!!!ここで結構表情の見え方が変わる気がします。目元だと表情が出すぎてるようになってしまったので、非常に悩んだラインです。ここだとつぶれちゃってるんですけどね。

維弦はよく考えてみるとこれが初描きですね。色素が薄いイケメンは、顔だけでなく色塗りでいつも苦労させられます。薄い色での表現というか、白髪とか金髪とか色迷うんですよ!大体途中で「……色塗りすぎでは?」と心配になります。加減が難しい。

それを乗り越えても今度はスキャナとの争いが待っております。我が家のスキャナさんは「これが真実!現実!」と白抜きしていくんですが、私は「ここにも色あるやろ!!!!」とクリスタで修正をかけます。今回は紙本体の色(本当はクリーム色がかってる)と制服に置いていたほとんどの色が飛びました。ほんとお前許さんぞ。

いつか、原画で絵を見てもらいたいですね。

あと続きには、ラフを載せておきます。
観たい方はどうぞ!

それではまた!
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こんな感じでした。お花を下に描こうか迷った跡があります。手が大きめなのは私の好みです。嘘です、色塗り終わった~!って気が付きました。でかいじゃんよ。